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【報告】多文化共生サロン「ベトナム民話の世界をのぞく~物語とパズルを通じてベトナム文化を知ろう~」を開催しました!

多文化共生サロン

「ベトナム民話の世界をのぞく~物語とパズルを通じてベトナム文化を知ろう~」を開催しました!

 

 2025年5月18日(日)、岐阜県国際交流センターでは、親子で楽しめる多文化共生サロン「ベトナム民話の世界をのぞく~物語とパズルを通じてベトナム文化を知ろう~」を開催しました。
 今回のイベントでは、ベトナム出身の国際交流員ファム・フオン・ヒエンさんが講師を務め、親しみやすい語り口でベトナムの民話とその文化的背景を紹介し、参加者にとって新しい発見と交流の場となりました。

 

イベントの概要

【日時】2025年5月18日(日)14:00~15:30
【場所】岐阜県国際交流センター
【参加者数】11名(親子、一般市民)
【内容】
 o    ベトナムの民話を音読と絵で紹介(3話)
 o    ベトナムのお菓子を楽しむ
 o    民話にちなんだオリジナルパズルゲーム大会
 o    クイズ&振り返り

 

物語と体験を通じて文化を知る


 イベントは、ベトナム語のあいさつ紹介からスタートしました。参加者は簡単なベトナム語で挨拶を交わし、ベトナムに近づく第一歩となりました。ヒエンさんによる民話の紹介では、物語の世界観とともに、その背景にあるベトナムの風習や価値観が自然に伝わりました。参加者はスライドに映された絵を見ながら、講師と一緒に物語を音読し、登場人物の気持ちや場面の様子を想像することで、物語の中に入り込むような体験を楽しみました。
 また、民話に登場した場面をもとにしたピクチャーパズルにも挑戦。ベトナムの音楽あふれる空間、チームに分かれて協力しながら取り組む中で、自然と会話が生まれ、参加者同士のつながりが深まりました。完成したパズルを見ながら「これはどの物語だった?」「あのキャラクターだったね?」といった声もあがり、交流の輪が広がるひとときとなりました。

 

参加者の声

 アンケートでは、「日本の昔話と似ている点があって親しみやすかった」「民話の読み聞かせが新鮮で、文化の違いを知るきっかけになった」「子どもも飽きずに参加できてよかった」といった感想が寄せられました。また、「次回は料理や体験活動もしたい」といった声もあり、今後のイベントへの期待も高まりました。

 

文化を知ることは、人を知ること


 今回のサロンでは、物語と遊びを通じて文化に触れ、参加者同士が自然と笑顔で交流する姿が見られました。国籍や年齢を超えて、「知る」「一緒に楽しむ」ことが、人と人との距離を縮め、相互理解の第一歩となることを改めて実感したイベントとなりました。
岐阜県国際交流センターでは、今後も多様な文化とふれあう機会を提供し、多文化共生の社会づくりを応援してまいります。

 最後に、イベントの開催においてまだ改善すべき点があるかもしれませんが、参加者の皆様のご意見に耳を傾け、それを参考にして今後の参加体験の向上に取り組んでまいります。今後のイベントにも、ぜひご参加ください。 

 

 

<音読セクション>

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<パズル大会>

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<優勝したチームの作品>

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