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GICからのお知らせ
事業報告「外国人向け防災啓発・減災事業『地域における災害時外国人支援体制整備のための取組』」

「災害時外国人支援ボランティア研修」「外国人防災啓発事業」を大垣市、可児市、岐阜市で開催しました

 

当センターは今年度、県と連携して、外国人向け防災啓発・減災事業を重点事業として取り組みました。平成27年11月~平成28年1月に、地域における災害時外国人支援体制の整備を図るため、外国人が集住する大垣市、可児市、岐阜市で、各市及び国際交流協会等と連携し、大地震などの大規模災害が発生時に外国人住民に対して的確な情報提供や言語支援の拠点となる「災害時多言語支援センター」の設置運営訓練を開催しました。併せて、外国人住民を対象とした防災啓発事業を実施しました。

 

(1)大垣市「災害時外国人支援ボランティア研修」「防災まちあるき」(平成27年11月29日(日)、場所:岐阜経済大学)

ボランティア研修では、自治体、地域住民、災害時における外国人支援に関心のある日本人や外国人のボランティアを対象に、実際に地震が起きたことを想定して、災害時多言語支援センターの立ち上げを行い、被災外国人の状況把握や情報提供・収集、避難所巡回等の模擬訓練を実施しました。外国人住民を対象とした防災啓発事業「防災まちあるき」では、避難所に避難すべき時に注意すべきこと、災害の時に自分の身を守ってくれる設備等を確認しながら、大学周辺のまちあるきを行い、実際に見て体験してもらうことで、災害時に安全に避難できるよう訓練しました。

 

(2)可児市「災害時多言語支援センター設置運営研修」「防災ワークショップ」(平成27年12月6日(日)、場所:可児市多文化共生センターフレビア)

研修では、自治体及び国際交流協会職員を対象に、可児市で大規模災害が発生したと仮定し、可児市災害時多言語支援センターの開設及び対応について同市災害時多言語支援センター設置運営マニュアルを検証し、改善箇所や広域連携の可能性等について、話し合いました。外国人住民を対象とした「防災ワークショップ」では、大規模災害が発生した時の情報入手の方法や自分の身を守るために必要な防災に関する日本語等を体験型で学びました。

 

(3)岐阜市「災害時外国人支援ボランティア研修」「防災体験学習」(平成28年1月17日(日)、場所:みんなの森 ぎふメディアコスモス)

ボランティア研修では、自治体、地域住民、災害時における外国人支援に関心のある日本人や外国人のボランティアを対象に、災害時多言語支援センターの立ち上げ及び運営、避難所巡回等の模擬訓練を実施しました。外国人住民を対象とした防災体験学習では、地震体験、非常食の試食、応急手当や非常持出袋のワークショップを行いました。

 

県内3地域で研修を実施することで、延べ154名の参加があり、バイリンガル人材の発掘と育成、開催自治体及び国際交流協会においては、災害時外国人支援体制を考えるきっかけとなりました。外国人住民は、体験型ワークショップ等で、いざというときに自分の身を守る防災知識を身につけてもらうことができました。今後も、他の外国人集住都市での研修実施や平時からの市町村・市町村国際交流協会等関係者との平時からの関係づくり等、継続的な取組が必要であると考えています。

 

※本事業は、一般財団法人自治体国際化協会の助成事業により実施しました。

 

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多言語支援センター設置運営訓練の様子(大垣市)   外国人防災ワークショップの様子(可児市)

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避難所巡回訓練の様子(岐阜市)